筋トレ母さんのアメリカ滞在記

筋肉大好きなニ児の母、夫の赴任で子連れアメリカ東海岸生活スタートしました。

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コンビニでやたら、「失礼しました」と言われる件

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こんにちは。フル子です。いやー、ブログ開設して数日たちましたが、ちょっとこれまでの3回の記事を読み返してみたんですね。

 

我ながら、なんちゅーか、おもんなっ・・・て思ってしまって。

 

ちょっとこう、いかに役に立つブログを書くかということにこだわりすぎて、肩肘張ってるな〜っていう印象。

 

自分のこれからの子連れ渡米や、アメリカ東海岸での駐妻体験など、きっとピンポイントでどこかの誰かのお役に立てることはあると思いつつ、あんまり「お役に立つために」縛りを強くせず、ちょっと、自分の好きなことを好きなように書いてみようかなと思うなど。

 

なので今日は、最近すっごく気になってるけど、周りに気になってる人がいないっぽい現象について、語ってみたいと思います。

 

それは、「失礼しました」現象。

 

ここ数年…コンビニやスーパーのレジで、「失礼しました」と言われることが、飛躍的に増えてませんか?2年ぐらい前からかな。

 

どういう時かというと、こういう時。

 

店員「お会計 ●●●円になりま〜す」

店員「●●●カードはお持ちですか?」

私「いえ」

店員「失礼しました〜」

 

 

店員「お会計 ●●●円になりま〜す」

店員「ポイントカードをお作りしますか?」

私「結構です」

店員「失礼しました〜」

 

 

これ、普通の会話のようなんですけど、私は気持ち悪いんです。前はこういう時、店員さんは特に言葉での反応がないか、「はーい」ぐらいだったと思うんですけど、最近は接客マニュアルにこの「失礼しました」載ってるんですかね?

 

 

何が気持ち悪いかと言うと、

 

質問に対して

相手がNOと言ったら

謝る

ところ。

 

カード作りますか?と聞かれますやん?作りたい時もあれば、作りたくない時もありますやん?それは、完全にこちら(相手)の自由じゃないですか。

 

なので、YESでもいいし、NOでもいい。どちらの答えが返ってきても、謝る必要はないと思うんです。単に質問への回答しただけやし、いちいち謝らんで。って、こっちも切ない気持ちになるんです。NOって言ってごめんね、って気持ちになる。

 

この場合の「失礼しました」ってどういう意味なんですかね? 「そんな余計なこと聞いてしまってすみません」っていう意味ですかね。

 

でも、質問しないと相手の状況や意思は確認できないし、聞くしかないですよね。聞いて、Yesならカード作ってもらえばいいですし、Noならカード作ってもらわない、ってだけの話じゃないですかね。

 

大げさって言われるかもしれないけど、こういうところに、Noと言われる(言う)こと=避けるべき経験、みたいな日本人の無意識が表れてる気がするんですよね。

 

空気読んで相手にNoと言わせないみたいな、Yes Yes Yesの同調圧力を感じて、息苦しいのかもしれません。。

 

考えてみたら、「相手の立場になって気持ちを考えよう」という教育はたくさん受けてきた気がするけど、「したくないこと、嫌なことは断っていいよ」「あなたにはNOと言う権利があるよ」「たとえNOと言われても、それはあなたの人格を否定してるんけでなく、一つの意思表示なんだよ」みたいな、意思表示としてのNOの意味についての教育は、全く受けてこなかった気がする!

 

でもこれ、すっごい大事なことですよね。相手に全部同調しないでも、必ずしも同じ意見じゃなくても、NOと伝えながらも、それでも相手を尊重することはできる。たとえ見解に違いがあっても、その人と信頼関係を築くことはできる。

 

書いていて、この平田オリザさんの本のことを思い出しました。

 

わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か (講談社現代新書)

わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か (講談社現代新書)

 

 

人との本当のコミュニケーションを考える上での示唆に富みまくった、名著です!何かあるにつけ引っ張り出して読んでいたなぁ。

 

自分の相手は別の人だから、究極的には「わかりあえない」。だからこそ言葉や想像力を尽くしてわかり合おうとする。わかりあえない、から、わかり合おうとする、その切ない営みこそが喜怒哀楽全部つまった人生の醍醐味なのかも…。

 

 

で、「失礼しました問題」に戻ると。

 

なんて言う返事なら気にならないかというと、「はーい」「了解しました」ぐらいですかね笑。それだと「失礼だ」とつっかかってくる方がいたりするのかな?失礼、失礼、と書き続けていて、もはや日本語における「失礼」の定義が見えなくなりそうです…。

 

「失礼しました」は本当に絶妙な日本語で、こう、完全にI'm sorryの意味でもなさそうな、でもPardonよりは重そうな、接客使い勝手良さそうワードNO.1。いろんなトラブルを避けるためにも、今のように気のない声で「失礼しました〜」って言ってるのが一番安全なのかもですけどね。なんかでも、質問しただけやん、失礼はしてないよ!って毎回思う。

 

「失礼しました」について、今しばらく日本のコンビニに通える間に通い詰めて笑、もうちょっと考察を深めたいと思います。