こんにちは。フル子です。渡米前の一大仕事をしに、二泊三日で四国の実家に来ています。それは、猫の運搬!
国内線で猫と移動するには
我が家は猫(アビシニアンの雌、3歳)を飼っているのですが、家族4人と同タイミングでのアメリカお引越しは難しいと判断。10月末に夫が東南アジア出張のついでに迎えに行くまで、私の弟夫婦の家に猫を預かってもらうことになりました。
うちの猫はバスや電車の中でずーっと鳴き続けるので、東京の自宅から羽田空港まではタクシー、そこから飛行機。猫の移動にも、めっちゃコストと時間がかかります!
ペット連れての飛行機、私は初体験でした。国際線ではまた事情が違うようですが、国内線のANAの場合はこんな流れでした。
- 通常と同じようにインターネットや電話で人間の航空券を予約する
- ANAサポートセンターに電話して、ペットも同行したい趣旨を伝えて予約した便名等の情報を伝える
- 当日は搭乗1時間前までには受付に行き、必要書類に記入して、6,000円を支払って、ペットを預ける。
- ケージは自分たちで用意して待っていってもいいが、あちらでレンタルもしてくれる。
ちなみに私たちは余裕を持って家を出たら早めに着きすぎて、でも猫の入ったケージを持ったまま入れる飲食店もなく、早めに猫を預けることに。
ケージに入ってる時にトイレに行きたくなっても大変なので、朝から食事量も水分量もかなり制限していました。右も左もわからないまま預け荷物として連れていかれる猫の姿はちょっと切なかったけど、まぁ来月にはもっと長いフライトになるから、慣れておいてやー、頼むでー、という気持ちもあり。。
目的地に到着後
目的地の空港に到着した後、預け荷物がベルトコンベアに乗って出てくる場所に行き、そこにいた職員さんに聞いたら、「あ、フル山様ですね」とキチンと申し送りされていました。
その際、「すみません、フル山様…お伝えしないといけないことがあって…」と、職員の女性がめっっっちゃ言いにくそうに口ごもったので、
もしや、うちの猫に何か!??
と、一瞬で血の気が引いたのですが、「実は羽田空港で6000円いただいた時、お釣りを間違って3500円多くお返ししてしまったみたいで、ここでお支払いいただいてもいいでしょうか」という、謎すぎるカミングアウトが。
確か羽田空港での猫預けの際に、私1万円渡したんですけど、4,000円のお釣りを渡すべきところが、7,500円いただいてたそうです。なぜそうなった?もう、預ける直前の猫のことばっかり気になって、多めにもらってたなんて全く気づかず…。
だいたい、双方何の証拠もないので、今ひとつ納得いかない感じではありますし、もしかしたら大掛かりな新手の「お釣り多めに返しました詐欺」(←ネーミングそのままw)かしらって思ったり思わなかったりしましたが、まぁ猫は無事だったし万事オーケーと思うことにして、大人しく3,500円返金しました。
その後、「猫ちゃんお連れしますので座ってお待ちください」と言われてベンチで待つこと数分…空港職員の方が、ネットのようなものに包まれたケージを手に抱えて持ってきてくれました。
はぁぁ、無事でよかった!!
ベルトコンベア的なアレに載って流れてくるのかなとちょっとだけ危惧してたけど、流石にそんなことはなかったです。笑
預かり先の猫と対面
すでに、自宅からのタクシー移動で鳴きまくり、待ち時間含め4時間近く空港と機内でケージに入れられていた猫さん。
もうすでにかなりお疲れと思われるが、ここからが今日のメインイベント。弟夫婦のお家で、先住民の猫ちゃんと初顔合わせ!
どどーん!まずはケージ越しにご対面。
弟夫婦の飼っている猫ちゃん(雑種の雌、6歳)。自分の縄張りに突如として現れたロシア娘に困惑しております。。ごめんやで🙏
ケージ越しの対面でも、両者、ニャアぁぁぁ!シャぁぁぁぁぁ!とめっちゃ牽制しあってましたが笑、しばらくして別々の部屋でケージから出すと、それぞれソファの下に潜り込んだり、押入れの中に潜り込んだりしながら、まずは各自のスペースを確保しつつ、徐々に落ち着きを取り戻していった様子。
弟夫婦の猫ちゃん。めっちゃしゃべる笑。
ビビりの癖に意外とすぐによその家に慣れ、悠々と徘徊し始めたうちの猫。
両者の微妙な距離感。笑
いやー、こんなに長期で預かってもらって、弟夫婦には本当に感謝!食も細くて自己主張もあまりなくめっちゃおとなしい癖に寂しがり屋という「THE面倒くさい」うちの猫ですが、対照的な性格の先住猫ちゃんにいい影響を受けて、ガツガツご飯食べたり、しっかり自己主張したりする子に育ってほしい。
でも、先住猫ちゃんがお持ちの「網戸を片手でサッと開けるスキル」だけは、できれば学んできませんように笑笑!